ファッションが好きで仕事にしたら楽しいかも！と安易な考えで服飾の学校に行き、アパレル関連の仕事に就きましたがそこで”好きが仕事になる” わけではない現実を知り、早めに別の道をさがそうと服飾の道は断念。

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その後やりたいことが見つからず、社会経験のためにと派遣登録し事務職に就きます。

が、就いた先が私には未知の領域である証券会社、精神的なストレスが強く心身不調を抱えるようになりました。

​​その時であったのが「アロマテラピー」で、リラクゼーションの奥深さを知り興味を持ち、資格を取るための勉強を始めました。その過程でアロマトリートメントを学び、癒しを仕事にしていこうとこの業界に飛び込みました。

今のようにネットで調べられる時代ではなかった頃、直接お店へ「募集していませんか？」と聞いて回りました。

実務経験がないため、はじめの1～2か月お店に朝から晩まで研修に明け暮れ、最初15人ほどいた研修メンバーも最後まで残ったのは5人。いざ働けるようになっても、夕方から夜中の2時まで働き、仮眠室で寝て始発で帰ってまたお昼から夜まで働くという、今思えばなかなか過酷な働き方をしていました。

​それでも辞めなかったのはやりがい・楽しさ・面白さがあったからと今になって思います。

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​その後、別の経験をと閑静な住宅街の会員制サロンでプロとしての立ち振る舞いを学んだり、都心から少し離れた住宅地の一軒家のお店で店長としてサロンサークしながら経営を学んだりと良い経験をたくさんさせていただきました。

その後、大きな人生の転機があり九州／大分県に6年ほど住んだ時期があります。

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縁あって、たまたま住んだマンションのオーナーさんの計らいで自宅サロンを開業することになりました。

思っても見なかった自分のサロン、見ず知らずの土地、お客様ゼロからのスタートでしたが不安とか迷いより「これしかない」という覚悟みたいな意気込みで、それまで学んだサロン運営を活かし集客から運営、スクールなど大変充実したサロンワークでした。

おかげさまで関東に戻るまでの5年半、素敵なお客様と出会うことができ今でもご連絡をいただいたり、関東までわざわざ受けに来て下さる方も…

​本当に大切な時間をいただいたと感謝の気持ちをこめて、別府出張トリートメントを行っています。

関東に戻ってからしばらくは燃え尽き症候群状態で身の置き方をさまよっていましたが​、そんな時に以前働いていたサロンのオーナーが声をかけてくださり再びサロン店長として勤務。

個人サロンが集まったような運営シェア型サロンでセラピストたちだけで運営していくサロンの中、全員を引っ張っていく役割を担っていました。

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そこではお客様との時間を大切に、5年間連続で売り上げトップ、指名トップを維持してきました。

​周囲と切磋琢磨していく楽しさ、いろんな意見や考えを聞くことも良い刺激になり個人サロンとは別の面白さを再認識できました。また、上に立つことの難しさ、時代の流れとともに概念も変えていく必要があることを勉強しました。