top of page
  • 執筆者の写真もろほし ちえこ

産後の骨盤矯正とは

来年から始動する本格的な「女性の骨盤バランス調整トリートメント」


2月後半からスタート予定です!!





その前に、みなさんは「骨盤矯正」と聞いてどんなイメージをされますか?


・歪んだ骨盤を元に戻す?

・骨をグイ~っと引っ張ったりして元の形にする?

・ベルトなどを使って骨盤を支える?


↑これは実際にお客様から頂いた印象。



当たらずとも遠からず。ですかね。

間違ってはいません。


ただ、私としては「骨盤」だけにフォーカスしてしまうのは、違うかな~と思っています。




そもそもの話で体が「歪む」のを「骨がゆがんでしまう」と思っている方が多いのですが、

骨はそうそう歪みません。


だって、骨は硬いですから。

折れてしまったりしたら話は別ですが…


骨自体は変形しません。


骨盤もしかり。





そして骨盤は体の中心部、下半身と上半身をつなぐ要の部分。

他の部分と連結するところには、ちょっとやそっとの衝撃ではびくともしない強靭な靭帯で連結されています。


他の部位よりも、より頑丈に構成されていると思ってもいいでしょう。


そこがゆがむとは、よっぽどの大事故に遭わない限りまずないことです。




ではなぜ「骨盤のゆがみ」と一般的に言われることが、日常の中で発生してしまうのか?


それは長年にかけて負荷をかけ続けた、姿勢の悪さから。


骨ではなく「筋肉のゆがみ」が、骨を引っ張り正しい位置よりズレていってしまう。

これが一般的な歪みの原因。




日常の姿勢を見つめて見たら、ず~っと腰を90度とかに曲げている人よりも猫背のままで生活している人のほうが圧倒的に多いと思いませんか?


つまりは骨盤周りの不調は、腰そのものになにか原因があるというよりも「猫背」な姿勢が大元の大元の原因ではないでしょうか。






猫背姿勢は、肩首周辺の筋肉を圧縮したり引き伸ばしたままの状態。

筋肉がアンバランスな状態、これがゆがみ。


筋肉は体全体でつながっていきます。


肩首の筋肉のゆがみが、じわじわと背中から腰へと伝わっていきます。


骨盤には「腰」「お腹」「太もも前側」「太もも後ろ側」「太もも側面」の筋肉がた~~~~~っくさんくっついています。


筋肉の交差点。


いろんな筋肉がゆがんで骨盤をひっぱって、ひっぱって、そして骨盤の位置がずれてきてしまいます。


これが骨盤のゆがみ。




骨盤だけをどうにかしようと働きかけても意味がない、ということがなんとなくでもイメージできますでしょうか?







産後も同じことです。


産後は強靭な靭帯で連結されている骨盤も、出産という大きな衝撃があってちょっとダメージを受けて弱っています。


子宮内、その他の体の内部のダメージ回復の期間を「産後の回復期」といっているんですが、ちょうどその頃って「赤ちゃん抱っこ」「授乳」と姿勢が崩れてしまう時間がかなりおおいですよね。


添い寝、添い乳もあれば寝ている間も…





骨盤そのもののダメージによって歪んで産後の不調が起こるというより、猫背姿勢によって回復を妨げてしまうことでの不調であります。


産後の骨盤矯正って、骨盤どうこうよりも全体の体バランスを整えることが大切。


さらには骨盤底筋が緩んでしまうことも多く、それによって尿漏れ、ポッコリお腹などがお悩みとして挙がってきます。


骨盤底筋力を取り戻すことも大切。





産後の調整を「骨盤」目線で見たときに、何が必要なのかこれでちょっと見えてくるのかな~と思いますが、いかがでしょうか?



閲覧数:7回0件のコメント
bottom of page