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  • 執筆者の写真もろほし ちえこ

妊娠中におこる辛い症状とその理由

妊娠すると、それまで感じなかった不調や、今まであった不調がさらに強く感じることがあります。


つわりもその一つですが、

むくみ、

肩こり、

腰のだるさや痛み、

股関節の痛み、

お腹が大きくなるにつれて足がつる

のぼせやすい

など、時に日常に支障をきたすような辛さになることもあります。


この場合、よく「妊娠中のホルモンバランスの変化や乱れ」によって起こる。

と言われますが、


ホルモンバランスを大きく乱すことなく、不調が起こらずに快適なマタニティライフを送れる妊婦さんもいるんですから、


何かホルモンバランスを乱す原因が、妊娠しているからという理由だけではないはず!なんですよね。


ホルモンバランスの乱れってなると、「仕方ないか…」と諦めてしまったり、整える方法がわからないので放置してしまったり。


お話しを聞いていると「妊娠中はそんなものだ」って言われることも多いようで、何の対策もしないという妊婦さんが大変多いです。

でも、よく考えてみてください。



お母さんの身体が辛い状態で、お腹の赤ちゃんはどうでしょう?!


同じように「なんか(胎内が)居心地悪いなぁ」って感じているかもしれませんよ!?


お腹の赤ちゃんはお母さんと繋がっています。

一心同体なんです。



話はもどって、なぜホルモンバランスが乱れるのかというと、


妊娠中の体内バランスが関係しています。


妊娠中は血液量が通常の1.5倍くらいに増えます。



でも、血を作る材料(栄養)や、血を作るエネルギーが足りてなかったら?

血は作れませんよね。


血が足りない場合、優先的に赤ちゃんに血を送ります。


そうすると、お母さんの身体は血が不足した状態、つまり貧血状態になります。


血が足りないと体内の水分調整から体を動かすいろんな機能にも栄養を送れず、機能が弱くなります


機能が弱まった身体はさまざまな不調を起こすようになるんです。



もちろん、お腹が大きくなって重心バランスが変わることで腰や肩首が痛くなったり股関節が痛くなったり、


血液が足らないだけが不調の原因とは言い切れませんが、、、



現代の世の中を見ていると、妊娠中でも臨月前のギリギリまでそれまでと変わらずお仕事を続けていらっしゃる方がとても多い時代。

忙しさゆえに自分の生活より仕事優先になっていて、お食事も正直「食べれればいいや」ってなっていませんか?


妊娠中は2人分の栄養を、赤ちゃんのためにもバランスよく摂ることがとても重要な時。

「妊娠中に食べたり飲んだりしないほうがいいもの」 には敏感でしっかり情報を得ているママさんは多いのに、

「妊娠中にしっかり摂りたい栄養バランス、食事の質」 に意識が回らないママさんが意外と多いように感じます。


もしくは、”わかっているけど…つい”なのかもしれません。


ホルモンを作る材料も「栄養」 体を作っていく材料やエネルギーも「栄養」

栄養=食べ物の質 なくして人間は動けないんです。


それは赤ちゃんも同じ。

赤ちゃんは、一生の身体の基礎が作られていると~~~~っても重要な胎内成長時! その重要な身体の基礎の材料の「質」って考えたら…


ママの食べるものが、赤ちゃんのこれからを決める!のではないでしょうか?

妊娠中におこる辛い症状は、

言い換えるなら「赤ちゃんの身体をつくる材料が足りなくなる危険性が高まってきてますよ」ってサイン。

私はそう感じています。

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