私って、オイルとほぐしと、どちらのマッサージがいいでしょうか?
よくあるご質問。
まず先に、どちらがいいの良し悪しではないことを前提に。
どちらの施術もしている側からしたら、どちらにも良さがあるんです。
アプローチの仕方が違うし、体感も違う。
けっこう好みもあったりします。
ただ、どちらが良いかと聞かれて「好みなのでお好きな方をお選びくださいね」という回答は、セラピストとしてはダメですよね。
オイルのマッサージとほぐしのマッサージでは、
目的が違ったり、施術の過程が違ったり、出す結果は近くても微妙に違ったりするのてす。
では、オイルとほぐしの違いとは??
あくまでも私の見解ですが、
【ほぐし】
主に指先や手のひらによる、筋肉への垂直な圧になります。
1箇所への押圧時間も長めになるので、ポイント的なコリをほぐすのに向いてる手技☆
矯正系の手技やストレッチを織り交ぜて、コリが強い方や体の捩れや歪みを整えたい、筋バランスを整えたい方により向いてる施術となります。
また心臓部から末端へと巡らせるアプローチである遠心法という考え方が基本の手法になるので、動脈の流れを整え、身体の活性化へと繋がると私は考えています。
コリの辛さをとってスッキリ元気になりたい!体の調整をしたい方はほぐしを取り入れると◎
【オイル】
オイルとお肌に塗って、手を滑らせる手技になるので、圧が筋肉に対して垂直ではなく、斜め方向になります↘️
なので、圧の深さはほぐしより浅めになりますが、斜め方向の圧を何度か往復することでポンプのように押し流していきます。
また、手のひら圧が主になるので、広範囲を一気に緩めたり流せたりする効率の良さも私は感じています。
コリの範囲が広かったり、体全体的な疲れをケアするのに向いてる施術ですよ!
またオイル系は末端からスタートするのが本来の流れで、求心法という考えが基本の手法で、静脈の流れを整えるので、むくみをスッキリさせるのに効果的。
私的には施術の流れやリズムも大切にしてるのがオイルでストーリー性が高いです。
(マッサージにストーリー性?って思うかもですね。でも意識しています)
また、直接お肌に触れる施術は神経系へのアプローチも効果的だなと感じます。
なんとも言えない疲れ、気持ちを安定させたい穏やかな心持ちになりたい場合、体の中に溜まった要らないものを外に出したいと感じる時に◎
ほぐしだからリラックスになれないとか、オイルだからバランスは整わないとか、そういうことではないですが、
私がマッサージを受ける時の目安はそんな感じにしています♪
「これからやることがある、集中して行う作業がある」活動前の時☞ほぐしを選択
「もう今日はゆったり過ごす、あとは眠るだけ」お休みモード☞オイルを選択
今後の過ごし方で選ぶ時もありますよ~!
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